旧ソ連・サラトフ出身のDJ/プロデューサーで、本名はアントン・ザスラフスキ。レディー・ガガにその才能を認められ、彼女のワールドツアーやアルバム制作に参加して話題を集めたほか、自身のデビュー作『クラリティ』(2013年)に収録された「クラリティ feat. フォクシーズ」が翌年のグラミー賞に輝くなど大ヒットを記録。2014年のSONICMANIAは入場規制がかかるほどの盛り上がりを見せ、2015年の2nd『トゥルー・カラーズ』を引っさげた来日公演は2日間で3万人を動員、そのド派手なパフォーマンスで一躍EDMシーンのトップランナーに躍り出た。近年はアリアナ・グランデ、アレッシア・カーラ、ワン・ダイレクションのリアム・ペイン、ケイティ・ペリー、ショーン・メンデスといった大物と次々コラボを果たしており、目下の最新シングルはUKの若きシンガー・ソングライター、グリフを迎えた「Inside Out」。超満員のオーディエンスを沸かせたSUMMER SONIC 2019以来となる日本でのパフォーマンスに期待が高まる。
ALAN WALKER
1997年8月24日生まれ、頭まですっぽり覆ったパーカーとマスクがトレードマークのDJ/プロデューサー。15歳から独学で楽曲制作・配信をスタートし、2015年の「フェイデッド」が全英チャートでTOP 10入りを果たす大ヒットを記録したほか、日本では東野圭吾原作・三池崇史監督・櫻井翔主演映画『ラプラスの魔女』の主題歌に起用され話題に。これまでにウルトラ、トゥモローランド、EDCといった大型フェスに出演しており、コールドプレイ、ブルーノ・マーズ、シーアらのリミックスも担当。2018年にはデビューアルバム『ディファレント・ワールド』を発表し、自国ノルウェーで最高1位をマークした。また、2020年のロックダウン期間中には、巨匠ハンス・ジマーによる名作「タイム」(クリストファー・ノーラン監督作『インセプション』より)のリミックスをデジタル・シングルとしてリリースするなど、映画音楽においても活躍の幅を広げている。日本でのパフォーマンスは、ゼッドと同日出演し、数万人のオーディエンスを揺らしたSUMMER SONIC 2019以来となる。
ノルウェー出身のSSW/プロデューサー。2012年に自主制作の「Puppet」でデビューし、2枚のシングルを経て〈デッカ〉と契約。超自然的な詩世界とエレクトロ〜フォークを融合した音楽性が特徴で、2016年の1stアルバム『オール・マイ・ディーモンズ・グリーティング・ミー・アズ・ア・フレンド』は全英28位にランク・イン、収録曲「Half the World Away」が全英11位のヒットを記録した。映画音楽での活躍も目覚ましく、『アナと雪の女王2』では“不思議な声”役として声の出演を果たし、劇中歌「イントゥ・ジ・アンノウン」にも客演。翌年の第92回アカデミー賞では、イディナ・メンゼルや松たか子ら世界10か国のエルサと共にパフォーマンスを披露した。また、2020年に日本デビュー・アルバム『インフェクションズ・オブ・ア・ディファレント・カインド・オブ・ヒューマン』を発表し、日本のファンのためだけに配信ライヴを行うなど親日家としても知られる。そして今年7月8日には、待望の新曲「Cure For Me」を発表。2019年の初来日公演は即完だったため、SUPERSONICのステージは必見だ。